9月18日に起きたこと

この日付に掲載しているのは、原典の日付がこの月日である出来事です。西暦への換算日は各記事の冒頭に記しています。

この週の出来事

  • 1692年世界 17世紀9月19日

    沈黙を選んだ老農夫 — セイラムの圧死刑と、175年後に生まれた「最期の言葉」

    1692年9月19日(ユリウス暦)、セイラムの農夫ジャイルズ・コーリーは魔女術の罪に問われ答弁を拒み続けた。財産を守るためとする説が広く語られるが異論もある。ニューイングランドでこの刑に処された唯一の事例とされる。『もっと重しを』という最期の言葉は事件8年後の記録になく、最古の記録は175年後の童歌だった。

  • 1945年昭和9月17日

    爆風に傷ついた気象台員たちが、休むことなく記録した枕崎台風

    1945年9月17日14時頃、枕崎台風が鹿児島県枕崎市付近に上陸し日本を縦断した。広島への原爆投下からちょうど6週間後、爆心地わずか3,630mの気象台(広島管区気象台)は、傷ついた職員たちが観測を続ける中でこの台風を記録し、広島県では死者・行方不明者が2,000名を超えた。

  • 1870年世界 19世紀9月20日

    ローマの城壁が破られたとき、教皇は世俗の統治者でなくなった

    1870年9月20日、イタリア王国軍はローマを囲む城壁ポルタ・ピアを突破し、教皇の世俗的な統治は終わった。教皇ピウス9世は占領を拒み自らを『ヴァチカンの囚人』と称したとされ、同年10月の住民投票を経てローマは統一イタリアの首都になったとされる。『あの写真』が実は演出だったという国立博物館の指摘までを出典付きで読む。

  • 1987年世界 20世紀9月16日

    モントリオール議定書の採択 — 世界最初とされる報告は、なぜ届かなかったのか

    1987年9月16日、オゾン層を破壊する物質の生産・消費・貿易を規制する国際条約「モントリオール議定書」がカナダのモントリオールで採択された。日本の観測隊員は世界に先駆けてオゾンホールを報告していたとされるが、その重要性が広く認識されたのは翌年、英国チームの発表後だった。