6月2日に起きたこと
この日付に掲載しているのは、原典の日付がこの月日である出来事です。西暦への換算日は各記事の冒頭に記しています。
-
1582年
本能寺の変 — 天下人の朝は、家臣の軍勢とともに明けた
日本史屈指の有名事件でも、日付の書き方ひとつが一筋縄ではいかない。「いつ・何があったか」を出典から積み直すことが、この事件と付き合う最良の方法である。
-
1966年
1966年6月2日、米国の無人探査機サーベイヤー1号が月面に軟着陸した——月面への軟着陸そのものは、この4か月前にソ連のルナ9号が世界で初めて達成していた
「世界初」ではなく「米国初」——月面への軟着陸を世界で初めて果たしたのは、この4か月前のソ連のルナ9号だった。
この週の出来事
-
1533年世界 16世紀6月1日
アン・ブーリンは1533年6月1日、ウェストミンスター・アビーで戴冠した——このとき過ごした塔内の部屋は、3年後、彼女自身の収容にも使われたとされる
1533年6月1日、イングランド王妃アン・ブーリンはウェストミンスター・アビーで、カンタベリー大司教トマス・クランマーにより戴冠した。この秘密の結婚の時期は出典間で記述が割れ、入市式と戴冠を「冷ややかで貧弱」と評した同時代の外交官の報告も残る。戴冠を待った塔内の部屋は、3年後、彼女自身の収容にも使われたとされる。
-
1965年世界 20世紀6月3日
ホワイト、ジェミニ4号でアメリカ人初の宇宙遊泳——操縦装置はすぐに燃料切れとなった
1965年6月3日、ジェミニ4号に搭乗したエドワード・ホワイトは、ハンドヘルド式の操縦装置を使って機外へ出て、アメリカ人として初めて宇宙遊泳を行った。装置の燃料はすぐに尽き、機内へ戻る際にはハッチの閉鎖にも手間取った。
-
1859年世界 19世紀5月31日
1859年5月31日、ウェストミンスター宮殿の大時計が時を刻み始めた——大鐘「ビッグ・ベン」は7月に初めて時を打ち、ひび割れによる沈黙を経て、時計塔は2012年に「エリザベス・タワー」と改称された
1859年5月31日、ロンドンのウェストミンスター宮殿の時計塔で、デニソン設計の大時計(グレート・クロック)が時を刻み始めた。大鐘「ビッグ・ベン」の初打鐘は同年7月11日、9月のひび割れによる4年間の沈黙を経て1863年に鳴動を回復した。時計塔は2012年に「エリザベス・タワー」へ改称された。
-
1859年世界 19世紀6月4日
マジェンタの戦い、1859年6月4日——フランス・サルデーニャ連合軍がオーストリア軍を破り、マクマオンは戦場でマジェンタ公に叙された
1859年6月4日、北イタリアのマジェンタで、ナポレオン3世率いるフランス・サルデーニャ連合軍がジュライ伯爵率いるオーストリア軍を破った。フランス軍を指揮したマクマオン将軍は、この日戦場でナポレオン3世からフランス元帥・マジェンタ公に叙された。両軍の損害数は出典によって大きく異なる。